毎週見ているエウレカセブン。ストーリー的にも佳境に入ってきたようで残りでちゃんとまとめられるのか心配になってきたが,タイトルの「スターダンサー」を見て思い出した事があるのでメモ。
思い出したのは「スターダンス」(ハヤカワ文庫SF560)単にタイトルが似ているだけなのだが娘が昼寝している間についついじっくりと読み返してしまった。やっぱりいいです。これ。
内容は人類進化モノだけど,そのキーワードとして「固有の垂線無しに生きられるか」があって,最初に読んだときは結構衝撃を受けた。宇宙体験モノでは無重力への適応を描くことが多いけど,そのレベルじゃ不十分。でも,このお話を映像化するにも見ている自分等は固有の垂線から切り離せられない訳で,言葉の世界と言うか,映像化の限界というものも認識した作品だった。
どんなにCGが進化しても,この小説の中で主人公が体験することを映像化して疑似体験することは無理。
と最初に読んだ時には思ったけど,今ならお金さえあればできるのかもしれない。アイマックスのような全周型スクリーンに投影する装置を小型化して軌道上に浮かべれば…。単に外に出れば,とう考えは普通の船外活動では船の上下や地球に対して垂線を設定してしまうからダメかも。
もっとお手軽な方法としては,地上に同じような施設を作って,内科的に薬物か何かで三半規管を無効にできれば気分的には疑似体験できそう。継続的なひどい目眩を真っ暗闇もしくは固有の垂線のない環境で体験することになるような気がするけど,それに耐えられるようにならないと,宇宙空間では正気を保てない。ってこと。自分には無理そうだ…。
…と,ここまで書いてみて,何で今日のお話が「スターダンサー」なのか良く分からなかった。レントン達を「星の希望」と言うようなくだりがあって,以前LFOを操縦することをエウレカが「踊ろう!」と言っているくだりがあるから?この作品は著名な音楽トラックをタイトルに持ってくることでも知られているので,実はそういう作品があったりするのか。良く知らないのだが。
良くも悪くも,ここからの展開が,この作品が未来へ語り継がれるか否かを決めると思う。今まではバカ正直なくらい正当派のSFとしても楽しめたので,今後に期待…なんだけどラストのあの絵を見て,ちょっと萎えた。ちょっと,ニーヴンのリングワールドを思い出したけど,お子さまには分かりづらいだろうし…まぁ期待してみてみよう。
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